詳しい人なら、スカイツリーの成長具合でお気づきかも知れない。
寒さに震えつつ、まとわりつく埃とのバトルに勤しみつつ、ようやく夏休みのモノクロのスキャンに取り掛かったのであった。
しかし、僕にとってはこの車内もそれはそれで寒かったにちがいあるまい。

厳しい冷え込みが予報され、バスの待ち時間が辛そうな日には、日頃敬遠しがちな地下の乗り鉄でもしてみる。
音楽を道連れにひたすら乗り続けるストイックなのもいいが、都営の駅には_※１スタンプが常設されているから、集める。
かつて学校の長期休暇の時期になるとスタンプラリーを実施する鉄道会社は多く、小学校高学年ぐらいの頃、スタンプ帖を片手に乗って歩いて走り回った経験は、同世代の結構多くの人が持ってるんじゃないかな？

地下鉄に限らず、駅や博物館でスタンプを見つけたら、押す。
もっとも今では、スタンプ帖に代えて、やむにやまれぬ大人の事情により手元に残ってしまった大量の年賀ハガキを活用。
あらかじめ自分の住所を印刷しておき、スタンプを押したら至近のポストに投函。
地下鉄であれば駅ごとに地上へ顔を出す楽しみもあるし、乗った列車のログや、ちょっとしたコメントなんかも書き込んでおくと、２〜３日後_※２に届くという時間差が、フィルムと似ていて好ましい。

※１　他社でも多くの駅にスタンプが配備されているらしいのだが、都営とJR東日本東京支社以外では窓口や事務室に申し出て借りなければいけない場合がほとんどのため、現実的でない。

※２　念のため書いておくと、都内→横浜の送達にそんなに時間がかかるわけではなく、夜行性の僕が、翌日に届くような時間帯に投函できないからである。３日後になるのは金曜夜〜土曜に回った場合。

写真関係に限らず、活発に更新していたサイトがある日突然沈黙してそれっきりということがしばしばある。
その多くは別に深刻な理由に因るわけでもなく、たとえばマザーボードのボタン電池を替えてCMOSクリアになった後の処置が悪くてWindowsの再インストールを強いられ、画像処理の環境を復旧させるまでと２〜３日放置するうちに忘れてしまい、そもそもパソコン環境の構築なんて睡眠や趣味の時間を削ってまでする作業じゃないと開き直るから復旧も遅れ、１週間空けて再開、１０日空けて再開などと考えつつも、不規則な生活に追われてタイミングをはずしてしまったり───
まあこれは自分のケースなんだけど。