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写真日記2007

Now rebuilding...


【カメラ】
Canon EOS5D
Canon EOS-1
RICOH GRD2
RICOH GR1s
Konica HEXAR
Konica HEXAR RF


【推奨】
sRGB
Windows Vista
メイリオフォント
Mozilla Firefox

(c)うしろむき日記
2000-2010
無断転載禁止
【空を撮るのが楽しい日が続く】

2008.8.31 GR DIGITAL II 根岸線

 天邪鬼を自認する僕でも、「青い空に白い雲」を見上げればシャッターを切りたくなるものだ。

【デジタル非対応は自分のアタマ】

2008.7.30 GR1s Fuji NEOPAN1600 COOLSCAN V ED 横浜駅西口

 人件費削減で2時間削られ、15時半スタートになってしまった土曜日。
 これでまた正午まで寝ているのは家族との紛争の火種になるので、今までどおり10時に起床。
 かといって何処か撮ってから出勤するという落ち着きの悪いやり方は好きじゃないし、自分のものになった2時間はLightroom2で20本分のスキャンデータへのタグ付けをした。

 しかし分類という作業は実に厄介だな。
 狭い1箇所で1本使い切ってしまったようなネガはともかく。
 気が付けば、26日にRAWのタグ付けをした時と分類ポリシーが変わってしまっていたりしてw

 まあ、ひとつのキーワードのもとに集まる写真が肥大化したら、その中を細分化するなど、ソフトウエアでの分類作業は柔軟かつ相対的なもので、フィルムをカテゴリ別の収納箱に分けたり、アルバムにプリントを入れてゆく(※)のとは訳が違う。
 目に飛び込んできたものに対し、大して考える余地も無くシャッターを切っているように、その写真を見て思いついたキーワードをとにかく打ち込めばいいということか・・・
 良し悪しは別として、1つのモノには1つのキーワードというアナログな分類整理の思考から抜け出せていない。

 ※「写真整理」という言葉から一般的に想像すると思われる作業であり、僕はこのどちらもしていない。
 数少ないプリントは基本的に出力順にアルバムに収めるだけだし、フィルムはカラーと白黒に分けるだけでドライボックスにギュウギュウ詰めにしている。

【写らないデジタル】

2008.8.29 GR DIGITAL II 根岸線

 デジタル写真に否定的な意見として「写り過ぎる」という言葉をあちらこちらで目にするが、写り過ぎないように設定できるのもまたデジタルの強みだろう。

 フォーカスはスナップモード(2.5m固定)と∞の切り替え。
 感度はISO400以上を使う───等々、試みている。

 さらに加えて、マニュアル露出も取り入れていこうかと思う。
 たとえばNEOPAN400のデータシートを見ると「晴 f16 1/250」などと露出の参考が載っている。
 これを高速側へシフトして「f8 1/1000」で撮ってみるという具合だ。
 http://fujifilm.jp/support/pdf/filmandcamera/datasheet/ff_neopan400presto135_001.pdf
 マニュアル露出+光学ファインダーで撮り、液晶で"答え合わせ"というのが面白い。

 そもそも、露出に対する寛容度が極端に狭いコンデジでは、ネガフィルムでは写っていたものが飛んでしまう、潰れてしまうことも多々ある筈で、一口に「写り過ぎる」とは決め付けられないように思うんだけど。

【車窓が撮れない】

2008.8.28 GR DIGITAL II 根岸線

 列車の車窓を撮るということに関しては、非常に優れた作品群が存在する。
 http://www.uchinomasafumi.com/title.html
 実際真似てみた結果わかってきたのは、シャッターチャンスもさることながら、おそらく露出についても計算し尽くされているであろうこと。

【東海道線】

2008.8.27 GR DIGITAL II

 グレースケールで色々弄るうち、ふとカラーに戻してみたらこんな画像が出てきた。
 書籍に載った古いカラー写真のような感じ。
 鉄道貨物華やかなりし時代の・・・とキャプションがつけられそうだが、あいにくコンテナがJRFだ。
 左端にちょこっと写っている黄緑色のは、"国鉄コンテナ"の成れの果てかも知れない。

 大船→小田原→大雄山→(バス)→新松田→厚木→茅ヶ崎→大船 と回った。
 大雄山線と相模線、県内にありながら長いことご無沙汰していた路線巡り。

 横浜から小田原方面へ向かうときの車窓の魅力は、右手に並ぶ丹沢の山々のシルエットと、その上にかかる雲の表情だと思う。

【品川駅】

2008.8.19 GR DIGITAL II

 貴重な平日2連休の1日目なのだが、雨のためLightroom弄りに専念。
 AdobeのLightroom紹介トップページに書かれた「コンピュータと向き合う時間を軽減し、より多くの時間を撮影作業に割り当てることができます」が、よく気の利いた冗談に見えるw
 ひとまず夕食までにRAWファイル5064個のタグ付けを完了。

 食後、Webを見ていたらFirefox3へのアップデートがポップアップ表示されたので、実行。
 ブックマークと履歴の管理方法が大きく変わっており、必ずしも自動で上手く引き継げるとは限らないようだ。

【Photoshop Lightroom2 試用開始】

2008.8.21 GR DIGITAL II

 30日の期間限定で、初回起動が22時過ぎというのは勿体ない話なのだが、ほとんど購入前提なのでよしとする。
 さあ、どんどんカタログを育て、買わずにいられないようにしてしまえw

 Web向け画像の生成に使用しているSILKYPIXがライブラリ機能を持たないので、今まで、フィルムからのスキャン画像に限りPhotoshop Album Mini(無償)で管理してきた。
 EXIFの日付部分を一括で書き換えられるのがフィルムユーザーには非常に便利。
 もちろんLightroomにも同じ機能はあるようだ。

 デジタル一眼のRAWは、もう無管理状態。
 撮りっぱなし山積み。
 まあ、稼働率が低いから、Windowsのサムネイルだけでも目的の画像を探すのはそう難しくないんだが。

【container】

2008.8.22 GR DIGITAL II

 外部ファインダーつきGRD2が収まる入れ物を横浜で探す。
 純正のGC-2は値段が値段なので、汎用品の中から探すのだが、一般的なコンデジの大きさをはみ出していることもあり、なかなか難しい。

【世田谷文学館】

2008.8.21 GR DIGITAL II

 玄関脇の池でこの写真を撮ってカメラを仕舞い、自動ドアをくぐると書庫の匂いがした。
 本の匂いというより"書庫"の匂い。
 新刊書店のそれとは違う。
 大学時代はわりと親しみ深いものだったが、最近すっかり疎遠になっていた匂いだ。

【京王線】

2008.8.21 GR DIGITAL II

 もっともっと列車に乗りたい。
 乗らねばならぬ。

 あんな展示を見せられてしまうと、交替制勤務だとか休み明けは4時起床だとか月に1度しか連休がないとか3日以上の連休は不可だとか、あるいは列車にトイレが無いとか冷房が効き過ぎだとか、言い訳無用だなぁ。

 宮脇氏は原則としてカメラを携行せず、大量の手書きメモを残していた訳だが、それは容易に模倣できることでもないので、僕は車窓から見えるものを撮ることにする。
 実はそのためだけに光学ファインダーが必要だったりしてね。
 デジカメの液晶モニターには当然タイムラグがあり、走る列車の上では、実際に目の前を流れる景色とモニターの画像との差が大きい。
 そのどちらに合わせてシャッターを切るのか、ただでさえ鈍い頭がこんがらがるのだ。

【東京都世田谷区南烏山】

2008.8.21 GR DIGITAL II

 世田谷文学館へ『宮脇俊三と鉄道紀行展』を見に行く。
 http://www.setabun.or.jp/exhibition/miyawaki/
 非常に力の入った展示だ。
 どのくらい力が入っているかというと、JRの切符を精密に模した入場券を作ってしまうほどに。

 行きがけ、新宿に降りてフォクトレンダーの28/35mmミニファインダーを中古で入手。
 もちろん、GRDに取り付ける。

 会場では鉄道系のビデオが3箇所ぐらいで流されており、そのひとつが玉電〜世田谷線のものだった。
 しばらく見ていたら乗りたくなったので、下高井戸へ。
 パンと紅茶で休息をとり、隣の松原まで線路沿いを1駅歩いてから電車に乗る。

 帰路は、三軒茶屋→中央林間→藤沢→大船。
 都電荒川線と比べて世田谷線は、帰りが面倒くさい、どう辿っても超混雑路線ばっかりという理由から、十代の頃はあまり足が向かなかった。
 二子玉川→自由が丘経由で横浜を目指すのが一番近いとは思うのだが、今日は東横線がいわゆる人身事故で乱れていたのと、三軒茶屋から乗り込んだ田園都市線の冷房の効きが非常に悪く、僕には居心地良かったのとで、終点まで乗ってゆくことに決めた。
 小田急線は中央林間→大和間のみがやたら混んだり、県央部の人の流れはどうにもよくわからない。

【東京都港区港南】

2008.8.19 GR DIGITAL II

 "港南図書館"もあれば"港南郵便局"もある。

【品川駅】

2008.8.19 GR DIGITAL II

 行ってきた↓
 http://rail.hobidas.com/blog/natori/archives/2008/07/post_834.html
 会場で販売されていた写真集は更に"人"にシフトした内容になっている。
 鉄道は人が作って動かして利用するものだから、人が絡んだカットこそ魅力に溢れているのは当然だが、どうにも日本の鉄道写真はその辺が弱い気がする。

 品川駅東口(港南口)の変わりように、ただただ驚くばかり。
 子供の頃、臨海部からバスで流れ着いた品川駅東口は、小さな駅舎、狭い地下通路、我が横浜の"港南台"より遥かに寂しい駅前だった記憶があるのだ。
 '89年当時の写真が、「品川駅」のGoogle画像検索結果の1ページ目に表示される。

 職場から品川へのアクセスは京急の方が便利なのだが、はて、京急を降りて東口へは・・・八ツ山側へ大きく迂回するか、JRの入場券が必要だったか・・・と心配して東海道線で行った。
 いつまで走るとも分からない185系"踊り子号"。
 火曜の午後の温泉帰り特急も、夏休みのせいか席はそこそこに埋まっていた。
 冷房の効きが控えめで実に快適。
 まあ、願わくば下り便に乗りたいもので。
 職場の人件費圧縮により、時間短縮で15時半スタートの日ができるようになったので、熱海や伊東あたりから直接出勤もありかな、なんて。

【根岸線】

2008.8.18 GR DIGITAL II

 午後から出掛け、まずは床屋。
 いい歳して髪の毛と手足の爪だけはよく伸びるので、今回はバリカンを3mmにしてもらうつもりでいたが、「かなり肌が見えますよ」と脅かされてびびってしまい、結局今までどおり6mmで、相変わらず思い切りの悪いスポーツ刈りみたいな格好に。
 1ヶ月経たずにボサボサになるなら、3mmでもよかったかと。
 よほどの顔馴染みでもない限り、切る側は伸びるのが早いか遅いかなんて知ったこっちゃないもんなぁ。

 桜木町周辺を小一時間歩いてから、横浜西口で13日の東京のネガ5本を受け取る。
 ヨドバシカメラのDPEもいよいよ今月下旬あたりから値上げとのこと。
 この情勢の中、今までよくぞ粘ってくれたという感じだ。
 いきなり現像1本1000円と言われてぶっ倒れないよう、心の準備として改定後の価格を尋ねておいた。
 カラーネガの現像料金はひとまず据え置き。
 モノクロは上がるが、まあ、持続不能という額でもない。

【自宅より】

2008.8.17 GR DIGITAL II

 襟のついた半袖のシャツと踝までの短い靴下を身につけてちょうどいい涼しさだが、あいにく外は霧雨。
 この手の雨は人もカメラもよく濡れる。

 迷ったが、家に籠って過ごす。
 古い雑誌やソフトウエアのマニュアルなど、ダンボール1杯分を大きさ別に縛り、古紙回収に出す準備をする。

【夢の中でまで】

2008.8.7 GR1s Fuji NEOPAN1600 COOLSCAN V ED

 夢の中では一足早くGRD IIを手にしていた。
 多少の試し撮りの後、さっそくGR1sから移植した長いストラップを右手に巻きつけ、街へ出る。
 フラッシュをOFFにするのを忘れ、薄暗い陸橋下でバスを待っていた人物に向けてフル発光。
 俺はBruce Gildenか。
 相手はカンカンに怒っていたが、殴りかかってくるでもない。
 急ぎ足でその場から逃げ出す。
 街角に設置された歴史モノの立派なジオラマを見つけて撮り、ISO感度をなかなか400に設定できず戸惑うところで目が覚めた。
 8時間、途中でトイレに起きることも無くぐっすり寝ていたようだ。

 この「お告げ」により、起きてすぐに現物を注文したのは言うまでもないw
 もっとも、昨晩寝る前に注文しかけ、途中で思い直して止めたのだが。
 それと、昨日寝不足で動けなかった悔しさが相まって、カメラの夢など見たのだろう。

【横浜駅西口】

2008.8.7 GR1s Fuji NEOPAN1600 COOLSCAN V ED

 天候や時間的なものなど好条件だったのだが、なにしろ昨晩ロクに寝ていないもので、西口で現像上がりのネガを引き取ったら大人しく帰宅。

 世の中が盆休みで僕等の仕事にも余裕があるのをいいことに、休息時間に長椅子で寝たりしても焼け石に水。
 とても上京できるエネルギーは湧いてこない。
 もちろん職場に目覚まし時計など持ち込んでいないので、正規の休息時間23分に収まっていたのか微妙なところだが、1時間以上サービスしてやってんだから大目に見ろという感じ。
 あまりに長く寝込んでしまえば誰かが起こしに来るか、休憩所の内線を鳴らすかするだろうし。
 いや、要らない子だから放置かも知れないけど。
 昨日さんざんやり合ったので、ほとぼりが冷めるまでは残業もつけられず、さしずめ日給制だ。
 いっそ日払いで、帰り際に手渡してくれれば・・・

 すぐフィルムか中古カメラに化けちまうからやっぱり振込みでいい。

【この先のこと】

2008.8.7 GR1s Fuji NEOPAN1600 COOLSCAN V ED

 いや、横浜西口の再開発じゃなくて、自分のね。

 さっき、残業云々の絡みから色々話をしてきたんだが・・・
 今の仕事からは9月末の契約期間満了で引退することがほぼ決定的。
 以後、日払いなどでコツコツ稼ぎつつ撮るか、いっそ全国行脚してくるか。
 いづれにせよフィルムのランニングコストは厳しいので、撮り続けるためにはデジタルの割合をぐっと増やさざるを得ない。
 さあ、給料貰えるうちにGRD買うぞ!

 ひょっとすると住所不定のままネットカフェやモバイルで更新を続けることになるかもね。
 決まった制作拠点へ帰ってこなくてもよい、というあり方こそ、「デジタルならでは」だし。
 レンタルサーバは数日前に向こう1年分の料金を払い込んだばかりなので、このサイト自体は来年の夏頃まで存在する筈。

【都電荒川線 2001】

2001.11.5 Canon PowerShot S20

 再掲画像だと思います(今回はレタッチ版)。
 左上の山手線205系が懐かしいですね。
 それ以外はあえて何も言うまいw

 新宿京王プラザホテルでちょっとした展示会を観た後、西口をウロウロ。
 山手線で大塚へ移動し、久々の都電に乗る。

 路面電車の類は地域の生活に深く溶け込んでいるがゆえ、一見で訪れてもなかなか撮れないものだ。
 早い段階でそのことに気付き、大学では都電を行動範囲に取り込むことに成功したのに、実際カメラを向けたのは数えるほど(おそらく3回だけ)にとどまった。
 もし撮り鉄の神様なんてものがいるのなら、とっくに厳罰を与えられている筈。
 現在残っているデータはこの日と、数日後に大学周辺で流し撮りを試みたような画像。
 他に、PowerShot購入直後の試し撮りをした記憶があるが、データを喪失した。

 都電を王子で降り、京浜東北線で上野ステーションギャラリーへ。
 今日はじめての休息。
 コーヒーショップが満席だったため、売店で飲み物とチョコレートを買い、地平ホームのベンチで休む。
 上野ではトレインウオッチングも楽しいし、そこに集まる旅人達の流れを眺めているのもなかなか楽しい。
 今年の夏は燃料高騰のあおりで鉄道利用が大きく伸びている──なんていうニュースが頭にあるせいか、鉄道が輝いていた時代の活気を僅かでも取り戻したように見えた。
 ギャラリーの場所がなかなか分からず、直下でGoogle検索している始末。

【新宿】

2008.6.13 GR1s Kodak GC400 COOLSCAN V ED

 明日は2ヶ月ぶりに上京してみようと思う。

 素晴らしい写真を無数に生み続ける東京。
 憧れの都へ向かうにあたっての最大の障害は、やはり列車の冷房だ。

 雨風や雪、あるいは夏の暑さそのものに阻まれるならともかく、ヒトが作ったものに負けてどうすると、心の内で自分に檄を飛ばしてみたりするのだが。
 誰に会う予定は無くとも、いっそ背広を着込んで乗るのもひとつの手か?
 どうせ来月あたりからは、嫌でもその格好で歩かなければならない(=職探し)可能性が強いからね。

【尾上町】

2008.4.1 EOS5D EF50mm F1.4

 日ノ出町〜伊勢佐木町〜馬車道〜桜木町と迷走。
 高校卒業後10年目にして、伊勢佐木モール=かつての通学路に初めてカメラを向ける。
 松坂屋が10月に閉店ということで、今さら。
 建物の裏側に回ってふと思い出したのだが、ここの階段に屯したことあるなぁ・・・

 重ね重ね、感性が豊かで行動力もあった時期、日常の生活に撮影装置を持ち込まなかったことが悔やまれる。
 コンパクトカメラやレンズ付きフィルムをバカにして、写真とは一眼レフやレンジファインダーをしっかり構えて撮るものだと信じていた。
 まあ、それもまた子供らしさということだ。

【大桟橋 - にっぽん丸】

2008.8.9 EOS5D EF70-200mm F4L IS

 夏休み半ばの日曜日のファミレスでは様々な人間模様を見られる。
 宿題に励む女子中学生。
 椅子の上で"ヤンキー座り"をするギャル。
 「ごちそうさまでした!」と元気よく言う、母+娘+孫+孫の4人連れ。
 そして、早朝からの仕事を終えて一人遅めの昼食をとる30前の男。

 店内の冷房の効きが弱いのに気をよくしてアイスクリーム系のデザートを注文したが、あいにく品切れだったので、帰宅して買い置きの1個を食べた。
 そしてゴロ寝するうちに夕方6時だ。

【大桟橋 - ふじ丸 & にっぽん丸】

2008.8.9 EOS5D EF70-200mm F4L IS

 15時に"ふじ丸"が動き出すと、すぐに"にっぽん丸"が桟橋先端側へ移動し、乗船の体勢を整える。
 まるで京浜急行のホームのようなタイトなスケジュールだ。

 望遠をつけた5Dと、GR1sの2台を持ち出す。
 出がけにトイレに入った瞬間、5Dのバッテリを充電していなかったことを思い出した。
 そこから1時間以上足止め。
 おかげですっかり曇っちまった。

 中華街をスナップしながら通り抜け、フィルムを交換しかけたところで、こんどはGRの電池が切れた。
 予備は通勤用カバンの方にしか入っていない。
 リチウム電池のCR2なんて売店やコンビニでいくらでも手に入るが、今日はデジタル1本に絞ることにする。

 そして、後から判明したのは、プリワインド中に電池が切れた場合、交換しても続きを巻き上げてくれる訳ではないという由々しき問題。
 かといって強制巻き戻しボタンで巻き戻しても、ベロが引っ込んでしまうので再装填はできない。
 救済手段は、カメラごとダークバッグに入れて手作業で一旦巻き戻したうえ、再度装填するしかないようだ。
 そこまでするのはフィルムが1本1,000円になってからでいい。
 既に撮ったものを失う訳ではないからと、今回は潔く1本捨てた。

【大桟橋 - にっぽん丸】

2008.8.2 EOS5D EF70-200mm F4L IS

 明日の10時〜15時は3隻揃い踏み。

【大桟橋】

2008.8.2 GR1s Fuji NEOPAN1600 COOLSCAN V ED

 5Dに70-200mmを付けてカメラバッグに入れると、ちょうど、GRを縦にして押し込めるだけの空間が余る。
 もちろんこの僕がそこまで計算してバッグを選ぶ訳はないから、世の中上手くできたもので。
 広角のコンパクトと望遠をつけた一眼、という組み合わせは、ノリモノ写真にはよく合うと思う。

【コットンハーバー】

2008.8.6 EOS5D EF17-40mm F4L

 仕事の後、コットンハーバー界隈へ。
 歩くのが億劫なので、横浜駅からの直行バスの時刻に拘束されつつ2時間ほど過ごす。

 往路はちょうど間隔のあいたところに当たってしまい、デパート内の椅子でうたた寝しながら待った。
 バスにはベビーカーが4台。
 さすがに開いたまま乗せられるのは3台が限度で、4台目は折り畳む。
 うまれたばかりの町らしいと思う。
 撮りたい、撮れない車内風景。

【小田急線】

2008.7.3 GR1s Fuji NEOPAN1600 COOLSCAN V ED

 9時の目覚ましを止めたら、次に目が覚めたのが10時半。
 そこからまた寝て正午。
 時計に内蔵の温度計は32℃を表示していたような記憶もあるが、まあ、寝られるもんだ。

 そのまま完全休養日。
 カラーを1本スキャンした後は旅行記系のWebサイトを見ていた。
 暑さ本番=冷房本番になると、新しい場所をうろつこうという開拓意欲がどうにも削がれてしまう。
 条件に恵まれても動かない、近場でお茶を濁す。
 今日も、上野へこれ(↓)を見に行く考えだけはあったものの。
 http://rail.hobidas.com/blog/natori/archives/2008/07/post_829.html
 東京まで電車に乗るには上着を持っていく必要がありそうだが、街を撮り歩くには邪魔で仕方ない。

 しかし、この時のロマンスカーは寒かった。
 上着1枚羽織っても寒かったな。
 小田原までだからどうにか持ち堪えたが、仮に列車がその先へ走るとしても、乗り続けられなかった感じ。

【横浜駅西口】

2008.7.30 GR1s Fuji NEOPAN1600 COOLSCAN V ED

 足早に通り過ぎる少年は、在りし日の僕。
 フィルムの一番端に、十数年前の風景が写りこんでしまった。

 ───なんてね。

 高島屋、CIAL、バスターミナルといった、写真の範囲の建物はたしかに十数年来あまり変わっていないと思うけど、現実の僕は20時半に繁華街をほっつき歩いていられたほど放任育ちではないし、予備校通いも高校3年の夏を除いて経験が無い。
 そもそもヨドバシが移転するまで、駅前広場の北側にはほとんど用が無かったじゃないか。
 この風景に懐かしさを覚える理由は無いのに。
 それでも、CIALと東急ホテルを取り壊して再開発なんて噂を目にすれば、西口もちょくちょく撮っていこうと思ってしまう。

【山手町】

2008.7.27 GR1s Fuji NEOPAN1600 COOLSCAN V ED

 ひとまずモノクロの"積みネガ"はクリアした。
 残るカラー2本は、受け取り直後にDPEカウンタ備え付けのライトボックスで見た限り、「お時間があれば・・・」的な内容だったし。
 まあ結局、ある程度のサイズで表示するまで分からんから、一度撮ったものを放棄することはせず、スキャンに取りかかる午前1時。

 モノクロ8本スキャンした後のカラー、内容はさておき新鮮だ。

【大桟橋 - にっぽん丸】

2008.8.2 EOS5D EF70-200mm F4L IS

 17時の出港に合わせて出掛ける。
 船尾を撮っていて、ふと振り返るとテープ投げが始まっていた。

【赤レンガパークより - 飛鳥II】

2008.8.1 EOS5D EF50mm F1.4

 珍しく、世間並みに月曜日から金曜日まで5日連続で勤務する。
 水曜から金曜までずっと午後の勤務になっていたのだが、それはシフト表の誤植で、本当は今日が早番だと気付いたのが昨日。
 いまさら入れ替えなども利かず、4時間そこそこの睡眠で、50mmを付けた一眼を担いで出勤する。
 まあ、先月20日に続き、花火直前の横浜を撮れる特典がつくから良し。
 それが無ければ、誤植をした側で対応してもらいたいところだった。

 14時前に仕事を切り上げ、根岸線で桜木町へ向かう。
 大井町でいわゆる人身事故が発生し、順次運転を見合わせることになるが、「この電車は行けるところまで行きます」と車内放送。
 通い馴れた道、どこで止まってもどうにかなるので、僕も乗れるところまで乗ることにした。
 ただ、山手駅だけはちょっと厄介で、暑い盛りに本牧のバス通りまで歩く羽目になるが。

 結果、関内で立ち往生してしまい、花火目当ての親子連れからは「あと一駅だったのに」と溜息が漏れる。
 僕は南口を出て日本大通方面へ向けて歩き、途中のサンドウィッチ屋の屋外席で昼食。
 今日はデジタルだからね。
 フィルム代と現像料の分だけ良いものを食べる。

 もちろん、花火が打ち上がる直前に地下鉄で横浜駅へ逃れ、現像済ネガを受け取って帰る。
 積みネガが10本になってしまった。
 「撮らない」という選択肢は無いので、これが掃けるまでデジタルの割合を増やそう。
 いっそGRD買っちゃうかな。