【行動記録】
写真は京浜急行つながりで、27日に偶然見かけた1000形リバイバルカラー。
2008.2.27 GR1s DNP CENTURIA200 COOLSCAN V ED
14時頃、上大岡の吉野家で昼食をとる。
まさか同じ沿線の杉田店が店仕舞いした影響ではないと思うが、ピーク時を過ぎたわりに混んでおり、Uの字テーブルの内側、店員の方が殺伐としていた。
フジの廉価ネガカラー"X-TRA"の3本パックと、CENTURIA200を1本買い、京急線を下る。
快速特急12両編成、後4両浦賀行き。
浦賀駅の改札を出ると、階段下に観音崎行きのバスが停まっていたので、吸い込まれるように乗る。
エンジンがかかり、そろそろ発車というときになって次の電車が到着し、満員になる。
この時間帯はどうやら、電車2本にバス1本を割り当てるダイヤらしい。
もちろん、バスの乗客は途中の住宅地でどんどん降りてゆき、シーズンオフの平日の、それも日没まで残り90分ほどの観音崎まで乗り通したのは2人だけ。
僕にしては珍しく、帰りのバスの時刻表を見てから歩き出す。
浦賀の他、横須賀へのバスもここで折り返すから、帰りはそちらに乗ることにする。
寂しいが交通の便は良いところなのだ。
ただ、園内の案内図を見なかったのは迂闊だった。
一周できるのか行き止まりなのかわからず、必要以上に日没に怯える羽目になってしまった。
【写真日記 2月4日】
明日も早起き。
今晩も在庫画像にて更新。
雪の残る新港パーク──その2。
2008.2.4 EOS5D EF17-40mm F4L
【写真日記 2月4日】
早寝早起きの日が続くため、フィルムスキャンの傍らに在庫画像でささっと更新。
今月4日、かすかに雪が残る新港パーク──その1。
2008.2.4 EOS5D EF17-40mm F4L
【行動記録】
写真は在庫から。
2008.2.4 EOS5D EF17-40mm F4L
58番のバスを小港で降り、本牧橋を渡り、赤十字病院や大型ホームセンターの裏を進み、しかしやっぱり新山下橋を渡れずに、しぶしぶバス通りに戻り、元町・中華街駅まで歩く。
「やっぱり」というのは、遠い昔に自転車で本牧方面からこの道路を走ってきて、新山下入口から首都高に入りそうになった思い出があるのだ。
本当は新山下橋(一般道)にも狭いながら歩道はある。
それは後で山下埠頭側からこの目で確かめたので、次の機会に渡ってみよう。
まあ、こういう場所こそ、暦の休日が僕の休日になってしまった時に歩くコースかな。
赤レンガなどのモニュメントと対照的に、現役で機能する横浜港を肌で感じられるのは平日ならではだが、途切れることの無い大型車の轟音は、いささか耳に堪えた。
【フィルムスキャン】
魅惑の団地群。
この団地の名前で検索をしたら、団地とそこにいる猫の写真を撮り続けるBlogがヒットした。
2008.2.18 GR1s DNP CENTURIA400 COOLSCAN V ED
DNP CENTURIAを使いだした。
何本か撮って、カメラやスキャナとの相性を見たい。
こういう青空の下でキレイに写るのは、およそどんなフィルムでも間違いないだろうけど、曇っても日陰でも逆光でも、僕はためらわずに撮るから。
理由はもちろん経済的なもので、高いフィルムでコストに遠慮するがゆえ、GR1sのせっかくの心地よい撮影ペースがスポイルされるようじゃ勿体なさすぎると思う。
このカメラには、コンデジのポジションを代わってもらいたいと考えている。
撮影を「主」にするのではなく、日常生活や散歩に対し、あくまで「従」の関係で持ち歩く。
一昨年あたり、ポータブルカセットプレイヤーをわざわざ購入して、ネット配信の音源を外へ持ち出す役割を与えたこともあったし、くだらないと思われるかもしれないけど、遊びとしてはとても楽しい、そういうの。
【行動記録】
14時前に仕事を終え、近所の道路で女子駅伝を見物してから桜木町へ向かう。
この道が"市電通り"だった頃から存在したであろう古い商店を背景に走る姿を、ド逆光で撮るには撮ったが、フィルムだから最短でも3〜4日しないと貼れない。
強烈な風に阻まれてか、あっという間に目の前を過ぎてしまうというほどのスピード感は無く、巻き上げの遅いGR1sでも1集団につき2コマぐらい切れた感じ。
写真は一昨日、新港地区で偶然見かけた練習風景。
2008.2.22 EOS5D EF70-200mm F4L IS
しばらくぶりに吉野家の牛丼を食べたくなり、桜木町の地下街を抜け、それらしき場所の出口から地上へ出たが、無い。
道1本間違えたかと反対側へ渡ったら、店じまいして看板が剥がされた痛々しい跡が見えた。
みなとみらいから、新高島駅の先で国道1号線へ出て、高島町経由、戸部まで歩き、京急に乗る。
【フィルムスキャン】
横須賀線の車窓から、武蔵小杉あたり。
2008.2.13 GR1s Fuji NEOPAN400PRESTO COOLSCAN V ED
タテに伸ばすかヨコに広げるかはともかく、企業の工場や社宅の跡地、バブル期に建てられて十数年で廃業したホテルの跡地、そして時には貴重な緑地をぶっ潰してでも進められる超大規模マンション開発。
都心回帰の流行から、交通至便な場所の集合住宅に住むことが格差社会の勝ち組のステイタスシンボルのようでもあり、どうやら同世代平均の半分程度の年収しかないらしい僕は、羨望のまなざしと広角レンズをもって見上げることしかできない。
しかし僕は不謹慎だから、3〜40年後これらのマンションが老朽化し、建て替えの話も進まず、新しい住宅を購入する資力を持つ富裕な住人が逃げ出した後の姿を空想せずにいられないのだ。
スラム化した超高層、丘の上に広がるゴーストタウン・・・アニメやゲームの舞台としては絶好のロケーションになるんだろうな。
もはやそこまで荒廃してしまったら、非正規労働者の僕でも棲みつくことが出来るかも知れないが、あまり気は進まない。
おそらく、路上で写真を撮れる治安じゃないだろうし。
【フィルムスキャン】
地上の寒風に耐えかね、ちょっとさみしい場所だったが、新宿駅方面へつながっていると表示された地下街の入り口にもぐり込んだ。
2008.2.13 GR1s Fuji NEOPAN400PRESTO COOLSCAN V ED
僕の背後の飲食店はシャッターを下ろしていて、ビルの取り壊しのため閉店というような貼り紙があった。
今、もういちどこの場所へ行ってこいと言われても、おそらく(このカレー屋の名前でググること無しには)無理だろう。
ちょうど10年前の1998年2月22日、最後の入学試験を終えた僕は、同じ大学を受験した同級生数人と徒党を組み、試験会場から新宿駅まで歩いた。
すでに東京のどこかで大学生になることは決まっており、徒党を組むか否かはともかく、学校の最寄り駅を利用せずぶらぶら歩いたりするのは高校までの僕の通学の常だったから、4月以降もそんな日々が続き、散策範囲は東京へと拡大してゆくように思われた。
しかしその予想は当たらず、結局この日受験した大学に通うことになったものの、新宿まで歩くことすら数えるほどしかなく、千代田区外神田の一角を除き、ほとんど東京のことを知ろうともせずに4年間の東京生活を過ぎてしまった。
【行動記録】
70-200mmの慣らしのため大桟橋へ。
自宅近くから日本大通までバス1本でのんびり行く。
途中、ぼんやりして、今どこにいるのか分からなくなった一瞬があったが、よく見たら中学高校時代に下車していた停留所に止まっていた。
周囲が様変わりしていた。
3月中旬並といわれる暖かさに誘われ、大桟橋にはカメラ、カメラ、カメラ。
もともと人工的な空間であるためか、屋外スタジオかなにかで撮っている気分になる。
しかし、残念ながら暖かさと引き換えに視程は悪い。
【フィルムスキャン】
横浜の片田舎で暮らす僕にとって、新宿や渋谷の路上でカメラを構えるのはコワイという感覚だが、Web上ではそれらの写真を見かけないどころか、あふれているのだ。
こと西口の一帯は、カメラ屋が並び、長距離バスの出入りもあるためか、外国からの来客を含め、一眼レフを提げた人間を何度か見かけた。
そして僕とて年に数度の東京見物(今年はもうちょっと増やしたいと思うけど)。
ビビリつつもシャッターを切る。
2008.2.13 GR1s Fuji NEOPAN400PRESTO COOLSCAN V ED
ストリートスナップみんなで撮れば怖くない、というのは悪い冗談として、特別な観光地でも、夜景や富士山がきれいに見える場所でもない路上で、堂々とカメラを提げて歩く姿を目にすると、何とも言えぬ安心感を抱く。
昨日(20日)は職場近くでNikonな人とすれ違った。
工場萌え?
【フィルムスキャン】
新宿へ行ってカメラを買った! という記念写真。
2008.2.13 GR1s Fuji NEOPAN400PRESTO COOLSCAN V ED
買ったのは中古品だから、もちろんヨドバシではないけど。
【フィルムスキャン】
取り壊しが進むホテルの前に残る、運行終了したコミュニティバスの停留所の痕跡。
2008.2.15 GR1s Fuji NATURA1600@400 COOLSCAN V ED
昨日のパノラマに続き、今日は9:16。
もうお分かりかも知れないが、構図の悪いコマの救済である。
デジカメかスキャンかはともかく写真を自宅のマシンで扱うのが一般的になり、ユーザーのトリミングに対する意識もずいぶん変わったと思う。
店頭でもトリミング指示は受け付けてくれるが、その交渉は厄介な作業だ。
また、トリミングをしなくてもプリント時には必然的に周辺部がカットされるわけだから、上下左右どちらへどれだけ寄せるのか。
他人に渡す予定で焼き増した集合写真で、同時プリントでは写っていた筈の端の人物を切られて痛い目にあったことがある。
話が色や明るさともなれば、なおさら"伝言ゲーム"であり、注文者から店員へ口頭で、店員からラボへは伝票で、自分の希望をいかに的確に伝えるかというコミュニケーション能力が、実は大きく仕上がりを左右していたのかも知れない。
僕自身は、自分で撮った写真を大伸ばしにしたいという欲求が不思議なほど無いために、それほど複雑なプリントを頼んだ記憶も無いのだが(家族から頼まれた焼き増しを注文する際は同時プリントを色見本として同封し、合わせてもらうことがほとんどだった。同時プリントを見て良いと思うコマを焼き増すのだから、基本的にそれで用足りる)、フィルム全盛時代にはDPEカウンタで話し込んでいる人と時々出くわした。
葉山の森戸海岸で海に沈む(ように見える)夕日が撮れるなんて話を、横浜ヨドバシのカウンタでの、他の客と店員のやりとりから知ったりもした。
【写真日記 2月4日】
パノラマ写真。
2008.2.4 EOS5D EF17-40mm F4L
たまたまSILKYPIXのクロップ枠のプリセットに「パノラマ(1:3)」があったので試してみた。
かつて35mmフィルムのコマの上下を遮光して横長画像を得る「パノラマ切替」機能つきカメラが販売され、同時プリント注文の際にはパノラマのコマが混在しているか否かを聞かれたものだ。
Wikiによれば当時策定された標準サイズは13.3mm x 36.4mm(≒1:2.74)だったそうだ。
SILKYPIXは便宜的に「1:3」としているが、実際に出力された画像をみると252 x 719px(≒1:2.85)であり、これはどうやらプリントサイズ89mm x 254mm(フジの場合)の縦横比に合わせたものらしい。
【行動記録】
9日に出したTMAXを上大岡で受け取ってから、日ノ出町へ。
掃部山公園〜桜木町駅〜北仲橋〜万国橋〜赤レンガ〜開港広場〜横浜公園〜関内駅南口。
【フィルムスキャン】
海へ(方角的に)向かって駆け出す男女混合グループは、僕の母校の生徒達だった。
2008.2.15 GR1s Fuji NATURA1600@400 COOLSCAN V ED
校外行事らしく、はしゃいでいた。
僕がいた頃は、たしか近場でグループ活動をする行事は無かったと思うけど、いまだに送られてくる広報紙や、公式サイトを見る限り、行事体系も相当変わったようで、良く言えば現在のニーズに合う面倒見の良い学校を目指している様子が窺える。
十代前半の僕は、人でも道具でも「おせっかいやき」を極端に嫌い、例えばカメラに初心者向けのシーン別撮影モードがついているのも許せず、初めて一眼に型落ちのEOS-1を選んでしまうぐらいだったから、当時から面倒見志向の学校だったら居心地が悪くて仕方なかっただろう。
【行動記録】
上大岡で現像済のNATURAを受け取り、新逗子まで足を伸ばす。
新1000形の補助椅子を引っ張り出して座ったら、暖房が当たらず、文庫、八景の長時間停車と相まって足元がすっかり冷えてしまった。
海辺の保養地の雰囲気をかすかに残した逗子は撮って面白そうな町だと思っているけど、今日は午後から雲がぐっと厚くなり、やはり寒い。
鎌倉行きのバスも逃し、早めに帰って内務作業(スキャニング)に勤しむことにする。
【写真日記 2月3日】
偽モノクロ。
2008.2.3 EOS5D EF17-40mm F4L
なまじ暗室作業の真似っこをした経験があるもんだから、カラー用イメージセンサーで得たデータを後処理で彩度ゼロにし、「モノクロで撮りました♪」みたいなのはどうも抵抗があって仕方ないのだが、このカットに限っては雪に助けられて結構フィルムスキャンっぽい絵になってくれた。
2月3日の雪は午後まで降り続き、赤レンガの屋根に降り積もるようすを想像しつつも現実は自宅前の路地にしか出られず、暖房の効きが悪い部屋でSILKYPIXを弄りながら、そろそろRAW撮影ができるコンデジを買って銀塩とオサラバしようかなんて、一瞬思ってしまった。
【フィルムスキャン】
たまりにたまった年休をようやく1日取得して出掛けた晴れの日、僕は使い方の分からない壊れたカメラのシャッターをひたすら押していた。
2008.2.13 GR1(out of order) ILFORD XP2 Super400 COOLSCAN V ED
【行動記録】
横浜東口で昼食をとり、ベイクオーターからみなとみらいを抜け、ひさしぶりに紅葉坂を上って日ノ出町駅まで歩く。
4丁目の高層マンションの一棟は今日が入居開始だったのか、道路に引っ越しのトラックが並んでいた。
もしカメラがCanonetや一眼レフなら、おそらく桜木町でカバンに仕舞い、大通りを日ノ出町へ直行してしまったんだと思う。
GR1sが散歩と写真の主従を逆転させた。
良い傾向だ。
徒歩、自転車、バス、鉄道etc... 範囲と手段はともかく、あるきまわることあっての風景写真(ストリートスナップや建物、路上観察など含め、広い意味での、ね)。
フィルムはP3200TMAXとNATURAの夕夜景セットを持ち出し、職場から横浜へ移動する電車の中で後者を詰めたが、本領を発揮する前に撮り終えてしまった。
あっという間に、随分と日が長くなったものだ。
ストロボを発光禁止にし、+2段補正でISO400として撮影───まあ、メーカーが想定しているとおりの使い方を、専用カメラとの組み合わせ以外で実施したと言えばそれまで。
上大岡へ寄り、一昨日に1時間だけ所有した液晶故障GR1のネガを受け取る。
上の写真はその中から1コマ。
とにかくレンズの描写能力がすばらしく、中古市場で値を落とさないのも、デジタル版が売れているのも納得できる。
【フィルムスキャン '96】
チョコレートの日にちなみ、茶色い電車の写真♥
1996.2.2 EOS1 EF28-105mm F3.5-4.5 REALA COOLSCAN V ED
ただし、鉄な人にとってこれはあくまで"ぶどう色"である。
【行動記録】
風の吹き荒れる午前6時。
空気は澄み切っている。
2008.2.13 EOS5D EF70-200mm F4L IS
母親が仙台へ出掛けるため、Webで列車の運行状況を確認すべく早朝一旦起きた。
僕は二度寝して、午前11時ごろ、GR1/1s探しの中古カメラ屋巡りに出掛ける。
あ、GR DIGITALじゃないのよ。
横浜某店で安めのGR1を見つけて飛びつき、さっそく持参したILFORD XP2を通したはいいが、液晶が死んでおり、コマ数もモードも表示されない。
途中巻き戻しの方法も分からず、駅周辺で36コマ消化して返品。
さすがに1時間たらず前の買い物なので、返品で揉めることはない。
このカメラはプリワインド方式だから、強引に開けてしまっても既に撮ったコマの多くは救われる筈なのだが、1時間以内に36コマいけそうな感じだったので、撮り切ってしまう。
それだけ、撮っていて気持ち良いカメラだったということ。
ますます完動品が欲しくなる。
返品を済ませた時点でまだ13時過ぎ。
新宿へ向かい、結局、一昨日あたりからWebで目星をつけていた、修理歴ありのGR1sを買う。
使用感のあまり無いフード、ケース、ストラップの3点に、元箱までついて、しかし取説無しという微妙さ。
このくらいメジャーな機種なら、操作法はググればどうにかなる。
修理歴は、かえって「いちど膿を出している」という安心感につながる。
修理票によれば昨年12月に、割れた液晶の交換と「各部点検・調整」だそうだ。
ヨドバシで24枚撮りのPRESTOを買い、路地で数コマ切ってから新宿駅へ戻る。
せっかくだからロマンスカーに乗ろうとしたら、藤沢方面は1時間待ちだった。
小田急は滅多に利用しないので、急行だと混み具合が分からない。
遊びで出掛け、それもまだラッシュ前の15時台なのに混雑に巻き込まれるのも嫌なので、素直にJRで帰る。
【写真日記 1月31日】
ディーゼル機関車に牽かれた西武電車が、桜木町駅をゆっくりと通過する。
黄色の車体は、動く歩道から17mmレンズでもはっきり捉えることができる。
2008.1.31 EOS5D EF17-40mm F4L
金沢文庫の東急車輛で製造・改造された車両を牽き、根岸線内を14時台前半に通過するこのダイヤは、少なくとも十数年前の高校時代からほとんど変わっていないはずだ。
当時はちょうど、秋田新幹線の車両を盛んに輸送していた。
僕の学校は週6日制だったので、土曜日にすっ飛んで帰宅し、地元の駅裏で撮った写真を雑誌に投稿した。
しかしまあ、会社の方針で、この先、これを撮れるような時間に仕事が終わる日々が続けば、手取りの方はだいぶ悲惨なことになるんじゃないかと思う。
豊富な撮影時間と払えないランニングコストとくれば、否応なしにデジタルの比率がぐっと増しそうなものだが、実はまだ銀塩カメラボディを増やそうと企てている。
【写真日記 1月31日】
空の広がりに都会離れしたものを感じて立ち止まる。
2008.1.31 EOS5D EF17-40mm F4L
【雑感】
「塗装作業中」の意なのだろう。
2008.1.31 EOS5D EF17-40mm F4L
なぜか、この形の立派な掲示は簡体中文のみで、英文やハングルも見当たらず、日本語は「ペンキ塗りたて」の控えめなステッカーが貼られていた。
その差に噛み付いたり、茶化したりするつもりは毛頭無く、大学時代、中国語を選択して簡体字を覚えたおかげで、他の授業のノートを取るのにも結構役立ったことを懐かしく思い出した。
そんなノートの束も、卒業から時間が経ち、もはや大卒の学歴なんて用をなさないと感じた頃にバッサリと捨ててしまった。
世の中は受験シーズン真っ只中、もっと広い意味では将来の進路を考えるシーズンであり、昨日観た作品展も、そういう年齢層へPRする意味があるのだろう。
写真は高校以前から撮っていて、進路選択のときに写真学校や、芸術学部の写真学科などが候補に浮かばなかった訳ではないのだが、とにかく芸術系の学校は家のカネで行くものではないと思っていたから、家族に相談すらしなかったし、いきなり自力で学費(と、学校の所在地次第では生活費も)稼ぐほどの自信はもちろん無かった。
だいいち、自分のコミュニケーション能力では、グループ作業や人物撮影で必ず挫折するに違いないと考えた。
結局、4年制大学の商学部というわりと現実的な選択をしたものの、今の身分を考えれば、学費と時間をドブに捨てたと言われても仕方ない訳で、それなら写真学校で夢を見ていてもよかったのではないかと思ったりする。
【写真日記 1月31日】
海岸から一歩引っ込んだ通路を進もうとしたら、子供に追われた鳩の一群が突っ込んできた。
2008.1.31 EOS5D EF17-40mm F4L
【行動記録 2月9日】
「雨または雪」の予報に迷いつつ、もうしばらくはもちそうな空模様に誘われて桜木町へ。
昼食を済ませて臨港パークを歩くが、あまりに寒過ぎた。
上の写真の31日の山下公園より更に寒い。
堪えきれずクイーンズへ逃げ込む。
館内放送で、写真学校の卒業作品展をやっているのを知り、じっくり観る。
17時頃、再度外へ。
金港町経由で横浜駅まで歩き、上大岡にフィルムを預けて帰る。
仕上がりは9日後。
まだ勤務指定が出ていない。
夜勤続きだとスキャンの時間をとり難い。
自宅近くでバスを降りる頃には、雨も本降り。
軽めの夕食を終えたときには、雪に変わっていた。
今年に入ってから、完全な1日2食が崩れ、1日2.5食〜2.75食という感じの日がしばしばある。
【写真日記 1月31日】
この日(1月31日)は"元町・中華街"駅から山下公園へ向かった。
2008.1.31 EOS5D EF17-40mm F4L
非常に冷たい海風が吹き付け、そのままUターンして地下に引っ込みたくなるような天気でも、カメラを構える観光客の姿は多い。
曇天のわりに空気が澄み、対岸、大黒町の煙突から立ち上がる煙が絵になる。
40mmのテレ端で撮影した別のカットでは、「さとうのふるさと」という文字もはっきり読み取れる。
【行動記録】
横浜駅バスターミナルから、コットンハーバー行きが40分待ち、中央市場行きが10分待ち。
よって、市場へ。
2008.2.7 EOS5D EF17-40mm F4L
バスには就活娘の一団が乗っており、終点で降りるとぞろぞろ施設内へ入っていった。
反対側の新山下とならび「拡張領域」とでも言おうか、みなとみらい〜大桟橋〜山下公園の定番から少し足を伸ばした写真愛好家の目に留まるのももっともな、面白いエリア。
ポートサイド東端のあるところを境に、風景が一変する。
今回は市場側から歩いてきたので、まるで襟首でも掴まれ、見慣れた"新しい横浜"に突然引き戻されたような気になった。
【写真日記 1月31日】
写生スポットだった岸壁は削られ、大きなクレーンを載んだ台船が寄せられている。
2008.1.31 EOS5D EF17-40mm F4L
他にも、気になっている某所のすぐ傍を掘り返していた。
"象の鼻"地区を中心とした一連の再開発に伴い、アレもいよいよ剥がされてしまうんだろうか・・・
【写真日記 1月31日】
アンテナの家(僕が勝手に命名)を見上げた背後に横浜税関とみなとみらいの高層を望むこの風景も、しばらくお預けだ。
2008.1.31 EOS5D EF17-40mm F4L
【行動記録】
今日(2月4日)から2ヵ月半以上にわたって、開港プロムナードが通行止めとなる。
2008.1.31 EOS5D EF17-40mm F4L
昨日(2月3日)の雪の影響を警戒し、30分早く家を出る。
山を切り開いて造った住宅地ゆえ、いちど雪が降ると駅へ出るまでが大変だ。
鉄道の運行状況よりむしろそっちの方が心配なのだが、駅までの道がどうなっているのかまでは、Webも教えてくれない。
一脚を杖代わりに坂を上り下りする(もちろん仕事の後の寄り道では本来の使い方をする)アイデアも浮かんだが、職場へ持ち込んでしまうと置き場に困るので実行せず。
2倍以上の時間をかけて駅に辿り着き、1本早い電車に乗り、最寄駅から職場まで再び凍った道を恐る恐る歩き、それでも最終的に普段より10分ぐらい早く着いたのだが、鍵を持った社員が来ないため建物は開かず、ようやく開いても荷物が着くまで更に15分待たされた。
職場のドライバーや午後出勤組の話から、高速道路の閉鎖により市内は大渋滞で路線バスのダイヤは壊滅。
鉄道では京急が遅れを引きずっていたらしいことを知る。
13時過ぎに仕事を抜け、素直にJRで桜木町へ向かう。
ランドマークタワー周辺に立入禁止のロープが張られた場所(屋根から落ちた雪が直撃する部分と思われる)はあったものの、みなとみらい地区の雪は意外にもきれいに融けており、新港パークの木陰など一部に残っているだけだった。
そんな雪の残る所を探してうろうろ、夕暮れに運河パークを一周して桜木町へ戻ってくる。
空気は澄んでいる筈だが、いかんせん大渋滞のため、道路沿いは環境が悪い。
【写真日記 1月26日】
公衆電話のある風景。
2008.1.26 EOS5D EF17-40mm F4L
いつまであるのかわからない風景。
つい撮りたくなる風景のひとつ。
利用者の少なさゆえか、大きく扱われなかったが、最新型の緑電話"DMC-8"のうち東西合わせて約2,700台が31日の午前中から使用不能に陥ったそうで、この日記では異例の「ニュースな風景」にもなってしまった。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20080201/292809/
そして、3日14時30分の発表では、使用不能が判明した電話機の数は3,328台に膨れ上がっている。
http://www.ntt-east.co.jp/release/0802/080203a.html
たしか僕も1日の夜に、地元ショッピングセンターの"DMC-8"から自宅へコールした筈だが、その個体は異状が無かった。
【写真日記 1月26日】
ぷかりさん橋を離れる双胴の船体。
一瞬「船橋(ららぽーと)行き?」と思ってしまったが、もちろん、八景島線もろともとっくの昔に廃止、運航会社は解散している。
2008.1.26 EOS5D EF17-40mm F4L
どうやら、ここの船のようだ↓。
http://www.b-moon.co.jp/cruiser/index.html
貸切パーティークルーズ。
逃げ出すことが許されない洋上の密室に、職場の人間とともに拘束される宴会だとしたら・・・
【写真日記 1月26日】
三脚と釣竿。
同じような材質の"伸縮する棒"を振り回して遊ぶ2つの趣味が隣り合う、みなとみらいの夕暮れ。
2008.1.26 EOS5D EF17-40mm F4L
時にはその脇を、同じくカーボンファイバーで出来たフレームの自転車が走り抜けることがあるかも知れない。
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