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　結局あの話は予想に違わず延期であり、おそらく皆の心の中では白紙であり、何事も無かったかのように月をまたいで作成されたシフト表にもとづき、僕は非番日。
　まあ、万が一にも実現することになっていたら、最終便には花電車ならぬ花パレットを作って乗せたかった。

　疲れが残り気味なので、雨の中を撮りに行くのはあきらめる。
　今日5本撮れば9月は月間50本の大台に乗ったのだけど、数字は結果であって目的ではないわけだ。
　14時に起き、スキャンを立て続けに3本、夕食後にもう1本。

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　30代以降の人生はもう試合ではなく、祝勝会や反省会でしかない、ということ。
　そう思い至って以来、見よう見真似でバットを振り回す日々が続いているようでもあり。

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　特に職場で何があったというわけでもないけど、今日は珍しく、音楽を聴きながら撮り歩いた。

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　単品売りとの価格差が1本あたり88円50銭だから、1箱買えば新宿までの往復の交通費は楽に出るし、2箱ならグリーン車に乗ったうえにお茶も飲める。
　3箱以上なら送料も出るから、重たい思いをして持ち帰らずに宅配してもらうことも出来る。
　しかしこの状況では新宿にあるとも思えない。
　メーカー販売中止との説が当たっているのだろう。

　もっとも、このNEOPAN1600のコストパフォーマンスがあまりに良すぎたため、条件や好みに応じてイメージャを交換できるというフィルムカメラ最大の長所を殺して使ってきたのも、また事実だ。
　これからは、20本パックに手を染める前のように、TMZとか、高精細な絵が欲しい時にはXP2とか、いろいろ織り交ぜて使っていこう……なんて思いつつも、価格で次点のTRI-Xお買い得3本パックを4つ買って帰った。

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　さて、職場は今日から暫定新体制。
　まだ決まってません、とりあえず、当分の間は……そんな事項が山ほどあるのは、「らしさ」だ。
　2年前を経験した人間は、苦笑いで見守ることもできるだろう。
　もはや取り繕いようのない物数減で、仕事に余裕が生まれたこともあり、半ば楽しんでいるかのような自分に、この組織で過ごした6年半という、小学校よりも長くなってしまった時間を思う。

　それにしても今回の件、法的な後ろ盾がいまだ無いところが、2年前とは大きく違う。
　資金を投じ、設備を弄り、後戻りできない印象を植え付け、既成事実化を図っているように見える一方、情勢が変わればいつでも逃げられる範囲でやっているようにも見える。
　他課の休憩所だったはずの空間に、いつのまにか子会社の事務所（になるべき設備）が作られていたのは、ちょっとびっくりしたけどね。