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写真日記2007

Now rebuilding...


【カメラ】
Canon EOS5D
Canon EOS-1
RICOH GRD2
RICOH GR1s
Konica HEXAR
Konica HEXAR RF


【推奨】
sRGB
Windows Vista
メイリオフォント
Mozilla Firefox

(c)うしろむき日記
2000-2010
無断転載禁止
【柄にもなく富士を撮る】

2008.11.19 EOS5D EF70-200mm F4L IS 是政橋付近より

 ああ、明日が元旦ならいいのにっ!

【26日から28日まで…】

2008.11.28 GR DIGITAL II みなとみらい

 パシフィコ横浜で「図書館総合展」をやっていたのだ!
 職場のシフトと照らし合わせ、最終日の28日が非番だからちょこっと覗いてこよう、と思ったまますっかり忘れており、昨日、会場近くを通りがかったときにようやく思い出した。
 いまだに招待券が毎年送られてくるのだが、忘れていたのだから当然自宅に置いたまま。
 当日券を買って見るほどでもないので、そのまま通過。

【黄葉】

2008.11.28 GR DIGITAL II

 石川町駅〜中華街〜元町〜山下公園〜日本大通〜新港〜みなとみらい〜横浜駅東口、と手ぶらで歩いた。
 カバンを買いに行くのにカバンを持ってゆくのが可笑しかったし、実際、メモ帳とGRD2さえあればいいのだ。

 油分を含んだイチョウの葉で滑らぬよう足許に注意を払わねばならないほど散ったとはいえ、日本大通〜山下公園あたりの黄葉はまだまだ見頃であり、道行く老若男女がカメラや電話機を向けている。
 老若男女とはいっても、さすがに平日の昼間だから、山下公園を走り回る遠足の小学生を入れて平均年齢を計算しても、僕より上になってしまうという感じだろうか。

 おそらく、上の写真と"対"になる写真、つまり黄葉をバックにGRD2を構えながら横断歩道を渡る僕の写真も、この世界のどこかに存在するのだろう。
 風景の一部として切り取られて恥ずかしいような、みっともない格好をして横浜を歩くべからず。
 ──なんて、自分を戒めてみる。

 写真系のサイトを拝見すると、特に"街"の写真で良いものを撮る人は、自分の服装に関してもそれなりの意識を持っていて、風景を撮っているだけで不審者呼ばわりされるような連中とは対極なんだろうと感じる。
 結局、身なりに気を使うか否かというのも写真に現れてしまうのではないか、と最近しきりに反省している。
 でも、なにしろ30年近く服装に全く無頓着に生きてきたため、今さら何を買って着たらいいかわからないというのが偽らざる本音。
 年下の脱ヲタ君とそんな話もしたかったのだが、もう一緒に単純作業をする機会も無いんだな。

【さっそくアップデート】

2008.11.25 GR DIGITAL II みなとみらい

 GRD2の新しいファームウエアは日付が変わってすぐに公開されたようだ。
 1時半頃にはすんなりダウンロードできた。

 追加されたのは一眼レフにあるようなフルタイムの(?)シャッター速度優先AEではなく、あくまでマニュアルモードの時に特定のボタン(設定により、ズームボタンまたはFnボタン)を押すと、シャッター速度優先で適正露出が得られる機能だ。
 マニュアルモードで撮影中、明るさが大きく異なる対象(たとえば夜の街頭でのショーウインドウなど)に出くわしたとき、即座に対応できる。
 そして、以後は再度ボタンを押すまで、その時の値に固定されてしまう。
 別のボタンを押して以前の(最初に手動で設定した)露出値に一発で戻す、といったようなことはできない。
 ここが微妙。

 また、シャッター速度優先で撮影を続けるためには、構える→ズームボタン/Fnボタンを押す→シャッターを切る、の繰り返しになってしまい、速写における、とにかくシャッターボタンを押したら写って欲しい、という要求には応えられない。

 GRD3には正式なシャッター速度優先モードが備わることを期待するのは勿論だが、ソフトウエアによる後付でシャッター速度優先の露出決定ができるのなら、いっそ絞り優先を殺し、モードダイヤルを絞り優先に合わせるとフルタイムのシャッター速度優先AEが使えるようなキワモノファームでも出してくれないかな、と考えたりする。

【GRD2にシャッター速度優先モード】

2008.11.1 GR DIGITAL II 茅場町

 http://dc.watch.impress.co.jp/cda/compact/2008/11/26/9705.html
 これこそ「たしかなバージョンアップ」。
 少なくとも速写目的でGRD2を持つ人間はそう考えるでしょ。

 ちなみに昨夜はGRD2をISO1600,1/125,f2.8に固定して横浜西口を撮っていた。
 その場の明るさに露出を合わせるのではなく、設定した露出に合うものだけが写る、という感じ。
 これはこれでまた楽しいけどね。

【ランドマークプラザ】

2008.11.25 GR DIGITAL II

 あっというまに、街中にこの手のモノがおっ立てられる時期になってしまった。
 やだやだ。。。
 もっとも、電飾自体は見ても撮っても楽しいし、資源価格高騰の時代に云々、とケチをつける気は無いけどね。

 12月24〜25日という日付は嫌い。
 大嫌いな12月の中でもとりわけ2番目ぐらいに嫌いだ。
 べつに、世の中の多くの男子が抱くような理由ではなく、単に会社の最繁忙期だから。
 12月中にいくつかある山場のひとつだし、11月末から積もり積もった疲れもストレスも最高潮に達する時。
 ただでさえ精神的に未熟な人間が集まりがちな組織で、なおかつ全国で数万人がそういう一触即発状態で勤務に就いているにもかかわらず、職場内での殺傷沙汰がニュースにならないのは、おそらく疲れ過ぎて刺す元気も無いからだと思う。

 僕のいる事業所に関しては、設備も人員も例年を下回った状態で12月を迎える。
 まさに、自力で動ける人間だけが沈みかけの船から逃げ出すと言わんばかりに、11月いっぱいで辞めます、なんて奴が身近にもいたりする。
 この就職難のさなかに動き出す行動力と、年齢制限をギリギリすり抜けられる若さを羨ましいとは思うけど、次の職が未経験即採用のテレアポ、というのは微妙だなあw

【車窓16:41】

2008.11.9 GR DIGITAL II 神奈中バス"平74"系統

 平塚のメインストリート・・・かな。
 先々週の日曜はずっと雨の車窓を見つめていた。

 今日も似たような雨の休日だが、今日は留守番。
 iTunesで全曲ランダム再生しつつ、6月撮影、9月現像のまま放置されていたカラーネガ1本をスキャン。

【熱海16:19】

2008.11.20 GR DIGITAL II 東海道線"踊り子116号"

 東海道線を鈍行で辿り、ここまでくると「ああ帰ってきた」と感じる。
 そんな時期が僕にもありましたw

【車窓16:12】

2008.11.20 GR DIGITAL II 東海道線"踊り子116号"

 右足の親指に痛みが走る。
 ここのところ時間が空けばずっと電車とバスに乗りっぱなしで、足にマメが出来るはずも無いのだけど。。。
 と思ってよくよく見たら、小さくひび割れていた。
 子供の頃から冬場の激しい肌荒れに毎年悩まされてきた。
 ただ、それも手だけで、足は痛まなかった。
 会社を早退して次の仕事の面接に出掛けてゆく若い奴を見送った後は、こんな細かいところでも自分の老化を突きつけられる。

 とにかく歩きづらいので、貴重な青空に背を向けて真っ直ぐ帰宅する。

【山下り】

2008.11.20 GR DIGITAL II 沼津登山東海バス"元箱根港→三島駅"

 箱根にとって三島というのは裏玄関になってしまうのだろうが、それでも日中1時間毎にバスが通っている。
 路線バスを乗り継いで西へ向かおうとするとき、箱根越えのルートが最も取っ付き易いというのも、考えてみれば皮肉な話である。

 すんなりと小田原から三島へ抜けてしまい、更に三島では目の前に沼津行きのバスが・・・とくれば、このまま乗り継ぎを繰り返して何日目かには奈良や大阪へ辿り着けるかのような錯覚に陥るのだが、Web上の複数の情報から、この先かろうじて路線が繋がっているのは東海道線の由比駅付近までと判明している。
 旅人から夢と想像力を奪うインターネット。
 ここらでひとつ、絶ってみるか?

 まあそんな気は毛頭無く、地図サイトとバス会社のサイト、個人の旅行記など見比べては夜がふけるのである。

【箱根越えてきた】

2008.11.20 GR DIGITAL II 沼津登山東海バス"元箱根港→三島駅"

 小田原駅〜元箱根港〜三島駅。
 車窓以外の写真は撮れないほどの駆け足で。

 沼津行きのバスを横目に、三島から特急電車で引き返す。

【是政橋再訪】

2008.11.19 EOS5D EF70-200mm F4L IS

【永代橋 - 2】

2008.11.1 EOS5D EF70-200mm F4L IS

【永代橋】

2008.11.1 EOS5D EF70-200mm F4L IS

【是政橋 - 16:10】

2008.11.13 EOS5D EF17-40mm F4L

 一面のススキの向こうを、EH200に牽かれたタンク車が行く。
 Webに公開された時刻表に照らし合わせ、根岸13:45発(新鶴見15:45発)の南松本行きと推定される。
 近くで見ると面白みに欠けるタンク車も、シルエットは等間隔で美しい。

【是政橋 - 3】

2008.11.13 EOS5D EF17-40mm F4L

 是政橋から400メートルほど上流には、JR南武線と武蔵野線の橋梁が並んで架かっている。
 武蔵野線といっても府中本町以南のこの区間は通称「武蔵野南線」と呼ばれ、定期旅客列車の設定が無い。
 多摩川を渡る部分に限っては南武線と完全に並行しているため、車窓風景に大差は無いと思われるが、それでも武蔵野線の橋を渡ってみたい場合は、東北常磐線方面と横浜湘南方面を結ぶ臨時列車を利用する。

 臨時列車の中でも代表的な「ホリデー快速鎌倉号」は大宮から鎌倉への観光列車で、復路のダイヤが横浜16:30発→北府中17:08着(この間ノンストップ)。
 今の時期、天気が良ければちょうどマジックアワーに稲城付近の高架区間や、多摩川を渡れるかも知れないといった時間帯だろうか。
 珍しい区間を走る列車なので、Youtubeに車窓ビデオがアップされていた。
 稲城で京王線をオーバークロスhttp://jp.youtube.com/watch?v=tbV-hp7w2m8&feature=related
 多摩川を渡って府中本町へhttp://jp.youtube.com/watch?v=NT70D7Wn0-c&feature=related
 残念ながら、大宮⇔鎌倉という運転区間が、経路は違うものの「湘南新宿ライン」とダブるために、現在では土休日のなかでも三連休を中心とした限られた日の運行になってしまったようだ。
 その数少ない運行日に、翌日の早起きを気にせず楽しめる夜を手に入れるのは至難の業、と思いきや・・・おお、直近にチャンスが。

【是政橋 - 2】

2008.11.13 EOS5D EF17-40mm F4L

 橋を渡る路線バスは平日のみ1日3往復。
 府中駅と稲城市立病院を結ぶ京王バス"府61"系統だけだ。
 是政バス停の"終バス"は稲城方面が15時19分、府中方面が15時40分で、撮影の時点でどちらも終了していた。

 2期工事として4車線化が進行中であり、Webを検索する限り2010年度完成予定というのが有力だが、橋が立派になり混雑が緩和されたからといって一度減ってしまったバスが急に増えることを期待しちゃいけないのだろう。
 もっとも、"府61"系統が橋に起因する道路混雑のために減便を繰り返して1日3往復になったのか、もともと需要に見合った本数なのか、その答えはWebでは見つからなかった。

【是政橋】

2008.11.13 EOS5D EF17-40mm F4L

 急遽、翌朝の早起きを気にしない休みが手に入ったので、しばらくぶりに多摩川方面へ出掛ける。
 新宿西口〜中野〜阿佐ヶ谷をバスで移動するなど散々寄り道をし、橋の袂に到着したのは16時頃だった。

 武蔵境〜是政の西武多摩川線といえば、鉄道路線図による限りはまさに盲腸線の中の盲腸線であり、行った道を戻ってくるのが大嫌いな僕は敬遠し続けた末、首都圏では残り少ない未乗路線として今日まで持ち越していた。
 実際は是政橋を介して南武線の南多摩駅まで1km弱しかなく、徒歩で容易に乗換えが可能であると知ったのは、ごく最近。
 多摩川に架かる橋を探して地図に見入っていたときのことである。
 乗り鉄をするのに地図を見ず路線図だけを頼りに動くような視野の狭さは、僕の悪いところだ。

 ちなみに、多摩地区では小田急の多摩センター〜唐木田間も未乗のままになっている。
 今日いっしょにクリアすることも出来たのな。
 ああ無計画。
 乗り潰しが目的ではないけれど、ひとつでも多くの町を見たい、多くの駅前に降り立ちたいという思いがある。

【新高島】

2008.11.7 EOS5D EF17-40mm F4L

 広大な空地が駐車場として整備され、今その半分ほどは閉鎖されている。
 これらは僕がみなとみらい地区を撮り始めてからの1年半ほどの間の出来事だ、と思うのだが。

【午後の風景】

2008.9.24 GR DIGITAL II 鎌倉

 作業中、大きな音がしたので振り向いたら、メタボリックな正社員様がぶっ倒れていた。
 トラックの代わりに救急車をつけ、荷物に代わって人間を搬出する。
 倒れた場所が作業場の奥だったためか、救急隊員はストレッチャーを使わず、ハンモックのようなものに彼を入れ、2人でぶら下げて出て行った。
 その様子は、どことなく仕事で使う大きな布袋を連想させた。

 慢性的な人手不足を嘆きながら、夏休み、有給、3連休、忙しさに苛立ちながら45分の食事休憩はきっちり取る正社員様の後姿を見て、若い奴と2人で
 「ファーストフード店長の爪の垢でも煎じて飲め」
 「死ねとは言わないがせめて倒れるまで働け。身分保障があるんだから安心して倒れられるだろう」
 なんて憎まれ口を叩いてから1ヶ月かそこらのうちに現実になるとは。

【車窓16:40】

2008.11.10 GR DIGITAL II 京急バス"逗15"系統

 14時過ぎ、職場の前から三浦半島へ続く道を行くバスに乗る。
 しばらく走ったところで前の便に追いついてしまった。
 こんな時間からとんでもない大渋滞か!?
 と思ったら、接触事故でも起こしたらしく、警察の聴取中。

 横須賀〜衣笠〜逗子と、半島の付け根を横断。
 車窓はもう真っ暗だけど、更に逗子〜鎌倉〜大船と乗り継ぐ。
 まあ、夜の小坪経由もなかなか趣きあるものだ。
 せっかくだから大船でひと休みした後、自宅までバスで帰る。

 今日のように渋滞ゼロなら、鎌倉駅から自宅最寄まで40分程度で到着するようだ。
 1時間に1本は直通もあるので、普通に移動手段として使えるなあ。。。

【車窓13:02】

2008.11.9 GR DIGITAL II 根岸線

 寒くなったな。
 こういう写真は真っ直ぐな方が気持ち良いので、Lightroomで現像したものをSILKYPIXに突っ込み、上下左右のデジタルシフトをかける。

 出掛けようとした途端に降ってきやがった。
 まあ今日は乗りっぱなしでいいやと割り切って、ビニール傘を手に西へ向かう。
 電車→バス→電車と乗り継ぎ小田原へ。
 横浜〜平塚、二宮〜小田原は過去に何らかの形でバス移動しているので、残った平塚〜二宮間だけバスに乗る。
 行楽日和に程遠い日曜の午後の下り線だから、国道1号もいたって空いている。

 とはいえ、小田原から箱根へは登りたくなかったので、小田急で渋沢まで行き、渋沢→秦野、秦野→平塚とバスを乗り継いで17時前に平塚駅へ戻ってきた。
 さすがは246号、渋沢駅を出たところから即渋滞。
 考えてみればこっちは日曜の夕方の上り線だ。
 ちょっと油断しすぎたかと思ったが、幸いバス路線の方が旧道へ逸れてくれたことで、渋滞からも脱出。
 結局、今日も渋滞らしい渋滞はここだけ。

【横浜駅東口17:47】

2008.11.7 EOS5D EF17-40mm F4L

 やっぱり乗り物は撮るより乗る方がいいに決まってるわな。

 減便や路線再編が止まらないご時勢とはいえ、さすがに夕方ラッシュの時間帯だと、ターミナル脇のこの待機場にもひっきりなしにバスが出入りする。
 つくづく、色々な車種があるもんだと思うが、クルマ業界に疎いので、どれがどれだか殆どわからない。
 エンジンメーカーが何処で車体メーカーが何処だとか、詳しい型番など、その方面のサイトには書いてある。
 同じような外見でも、路線の事情によって車体の長いのと、ちょっと短いのがある、なんていうもの、わりと最近知った。
 まあこっちは、見比べられる場所さえあればはっきりするか。

 最近は鉄道でさえ車両の形式など大して気にせず乗っているので、特に私鉄の新型車両などは形式の分からないものも多い。
 ただ、路線バスに"旅"として乗る場合は、どうしても一般的な想定より遥かに長時間乗ることになるわけだから、乗り心地は大切だ。

【新高島】

2008.11.7 EOS5D EF17-40mm F4L

 仕事の後、一旦帰宅して夕方から夜景撮影。
 横浜駅東口〜新高島界隈の狭い範囲で3時間弱。
 前回と打って変わって暖かいのはいいが、空気は澄んでいるとはいえない。

 しかし、早番続き2日目の夜ともなると踏ん張りが効かんなあ・・・
 結局、眠気に負けて退散だ。
 昨晩は6時間寝て、今朝の目覚めも良い方だった筈なのだが、目が冴えているのはせいぜい仕事中だけか。

【車窓16:49】

2008.11.5 GR DIGITAL II 神奈中バス"平86"系統

 JR平塚駅から小田急線方面へは多数のバス路線が設定されていて、神奈中の公式サイトを検索すると、例えば伊勢原駅との間だけでも深夜便を除き7系統がヒットする。
 昨日、"平86"系統を選んだのは、直線距離で最短そうな伊勢原行き、待ち時間が少なく、乗り場の行列も比較的短かかったという理由でしかない。
 出発直前、前の席のおばちゃんが振り返って「○○公民館行きますか」と聞いてきたところで僕が分かる筈もなく、地元の人間でも迷うほどなのかと思うばかりだ。

 やがてバスはメインストリートっぽい道を外れ、住宅街をぐるぐるまわり、高校の同級生の自宅の最寄停留所を通り過ぎてゆく。
 実は彼の家を初めて訪ねたときに、平塚と小田急方面を結ぶバス路線網の存在を知ったのだ。
 記憶はあやふやだが、たしか僕が1台目のパソコンを組む前の出来事だから、1999年頃だろうか。
 もちろん後の再編で消えた路線も多く、その時すぐに行動を起こし、県央・湘南地区の探索を始めていれば、相模大橋や戸沢橋、湘南大橋もバスで渡ることが出来たのかと残念に思うが、あの頃の僕は横浜・神奈川から目をそらして東京都千代田区外神田ばかり見ていた。

 まあ、そんな思いを乗せ、"平86"系統は渋滞にはまることもなく走り続けるものの、行けども行けども伊勢原の伊の字も見えてこない。
 これはジョーカーを引いてしまったかと思ったが、公式サイトによる標準所要時間は37分(昨日の実測で43分)であり、他(31〜36分)と比べて大幅に時間のかかる系統というわけでもないらしい。
 逆に、幹線道路を直行するのか、23〜25分で到着する系統も設定されているが、平日日中の運行は無いようだ。

【車窓16:51】

2008.11.5 GR DIGITAL II 神奈中バス"平86"系統

 戸塚の再開発を少し撮った後、バスセンターから藤沢行きのバスに乗る。
 さすがに原宿交差点の手前だけは渋滞するものの、あとはいたって順調。
 箱根駅伝じゃないけど遊行寺坂あたりは独走状態だ。
 6月末の土曜日に大船から藤沢へのバスに乗ったときは、藤沢橋の混雑がひどすぎて、なかなか横道から出られなかった。

 藤沢〜辻堂〜茅ヶ崎〜平塚と乗り継ぎ、すっかり暗くなった17時過ぎに伊勢原に流れ着く。
 その道中ずっと渋滞無し。
 夜勤と早番に挟まれて使いにくいとはいえ、平日休みの有難さが身にしみる。

【百害あって一利無し、三連休】

2008.11.1 GR DIGITAL II 日本橋

 僕の目には、三連休などもはや「働かなくなった日本人」の象徴としてしか映らない。
 今回の経済危機をきっかけに、増えすぎた休みの見直しを政府レベルで検討してみてはどうかと思ったりする。

 もともと勤務指定上に「祝日」が存在しない環境にいる僕としては、仮に暦から祝日が全て消えても、他人事でしかないどころか、毎月のように悩まされる三連休明けの混乱がなくなるメリットの方が大きいわけだし。

【小田原城】

2008.11.2 EOS5D EF17-40mm F4L

 幼稚園の遠足で行ったな。
 小田原駅前に新設されたペデストリアンデッキから、入れ替わり立ち代りカメラを向ける人がいる。
 箱根の山を下りてきたバスから電車へ乗り換える場所だから、彼等にとって連休の箱根旅行の最後のコマは秋空の下の小田原城かも知れない。

 僕の暦に3連休は無いので、今日は早朝から仕事。
 休翌かつ休日かつ月初め、の好条件だから早めに終わる。
 しかし"自爆営業"で買い取った自社商品が重くて歩き回れない。
 飯だけ食って真っ直ぐ家に帰り、それっきり。

【小田原駅】

2008.11.2 EOS5D EF17-40mm F4L

 11時13分に大船を出発。
 電車とバスをジグザグに乗り継ぎ、途中の駅前をうろつき、夕方16時、小田原駅に到着。
 復路は東海道線の特急でノンストップ24分。

 2連休の1日目は帰りの時間に縛られず無計画に。
 逆に、時間の制約の厳しい2日目は、ある程度Webで下調べして動く。
 また、土日の休みならラッシュを気にしないで都心方面へ。
 平日休みなら、バスが渋滞に巻き込まれる心配をせず湘南・鎌倉・三浦へ。

 そういう考えも、あくまで頭の中だけで、実際に外へ出れば完全に吹っ飛んでしまうw
 むしろ時間に余裕のある昨日の方が目的地がハッキリしていて、今日は気紛れだった。
 藤沢から小田急に乗るときまで、今日も最近お気に入りの多摩川方面──登戸乗換えで南武線の南多摩へ、そこから徒歩で是政橋を渡り、西武多摩川線に乗ろうかと計画していた。
 湘南台あたりで急に気が変わり、長後で電車を降りた。
 もっとも、長後→海老名,秦野→二宮→国府津→小田原とバスに乗ったが、いづれも交通は順調だった。

【東京都現代美術館】

2008.11.1 GR DIGITAL II

 『森山大道 ミゲル・リオ=ブランコ 写真展─共鳴する静かな眼差し』
 http://www.mot-art-museum.jp/kikaku/120/